来月2月11日(祭日・土曜日)はスポーツ、格闘技のためのヨガ、ピラテイス、体幹トレーニングです!
講師はプロ野球選手やラグビー全日本選手ら有名アスリートにご指導されて書籍、DVDも発行されている本橋恵美さんです!
新空手道連盟 代表の久保坂左近館長のご紹介で実現いたしました!
先日の昇級審査でもそうでしたが、なかなか体幹を使う動きができないかたが多いようですー。
体の回転がうまくいかず、蹴り足を延ばしたり、パンチを遠くに打つには肩甲骨や股関節の動きが意識できないといけませんー!
普段の指導でも歯がゆく思っていましたが、この度の体幹トレーニングで経験すれば普段の練習で自分で修正することができるでしょう!
●ピラティス
アスリートピラティスの最大の効果は体幹強化です。
■体幹とは
まず「体幹」の定義をきちんと知り、体幹トレーニングがスポーツにおいてどのような効果を発揮するかを理解するところからスタートします。
■体幹を鍛えること
1.体幹ストレングス(筋力)
体幹全体の筋力や強さを体幹ストレングスと呼びます。スポーツでいかに四肢の筋力だけに頼らずに運動するかということです。特に下肢の筋肉は乳酸(疲労物質)が溜まりやすい部位で、時間や疲労に応じてパフォーマンスは低下していきます。それに対して体幹の筋肉はインナーマッスルが多いため、疲労しにくく、持続的に筋力発揮をすることが可能です。
2.体幹バランス(平衡性)
不安定な中でバランスをとる体幹の能力を体幹バランスと呼びます。スポーツでは、競技性が高まるにつれ予想できない動きが突如としてやってきます。例えば、バッターが打ったボールはどこに飛ぶかわからないので、野手はその打った瞬間に身体が反応しなければいけません。そんなときもバランスを崩さずに反応できる能力が必要です。
また格闘技のように対戦相手の動きに素早く反応するには、バランス力は必要な能力です。
3.体幹スタビリティ(安定性)
体幹スタビリティとは、四肢が激しい動きをするスポーツ動作のなかで、いかに体幹がぶれずに安定させられるかという能力です。
不安定な状況かつ筋力が必要とされるなかで、体幹ストレングスと体幹バランスの両方を使って体幹を安定させる能力です。野球で言うと、野手はバッターの打ったボールを拾って1塁に投げるか2塁に投げるかで身体の角度が変わってきます。この時も、体幹がしっかり安定していないと投げたい方向に投げられません。格闘技なら、相手からの衝撃があったときも倒れないように踏ん張ったり、倒れてもすぐに体勢を立て直したりしなければなりません。このような場面で必要とされる能力が体幹スタビリティです。
4.体幹フレキシビリティ(柔軟性)
体幹フレキシビリティとは体幹の柔軟性のことです。スポーツには、身体の回転動作からパワーポジションに入る動きが多くあります。野球では、ピッチャーは振りかぶった状態から下肢を前にステップして身体をねじります。そのねじれた状態から元に戻るときの反動を利用してボールを投げます。このとき欠かせないのが椎骨のねじり動作です。バスケットボールであれば、中腰でドリブルやパスをして、全身を伸ばしてゴール。低い姿勢から高い姿勢、後ろ向きから正面など、すべて背骨の柔軟性が必要です。体幹フレキシビリティに優れ、回転するパワーや上下動のパワーが強ければ強いほど、勢いをつけられます。しかし柔軟性が高ければ良いとすべての場合において言えるわけではありません。例えば、タイガー・ウッズは積極的にウエイトトレーニングを取り入れるようになったそうです。これはおそらく身体が柔らか過ぎたためにスイングの可動域が広くコントロールが難しかったのではないでしょうか。そこでウエイトトレーニングを導入したのではないかと私は考えます。しかし、硬すぎるのは良くないですね。適度に柔軟性を高めましょう。
5.体幹コーディネーション(協調性)
体幹コーディネーションとは、全身を自由自在に動かすことができる能力のことです。脳から受けた指令が左右非対称の動きならば非対称にと、末梢神経(全身の動きを司る神経)を通して全身を思いどおりに動かす能力です。ハードル競技を例に挙げましょう。スタートからトップスピードに乗って、そのスピードをできるだけ落とさない状態でハードルに挑みます。ハードルを越える際には、身体に生じる遠心力が大きくなり、非常にバランスが崩れやすくなります。そこで、体幹と四肢のコーディネーション能力が重要になります。身体にかかる遠心力をコントロールすることで推進力に変えていきます。こうした全身の協調性が求められる競技は数多くあり、体幹コーディネーションの能力が必要とされます。
6.体幹エンデュランス(持久力)
ここまでの5つの要素(特に体幹ストレングスと体幹コーディネーション)をどれだけ持続的に発揮できるかというのが体幹エンデュランスです。持続的に筋肉を使えば当然筋肉に疲労が生じてきますので、筋肉の疲労に耐える能力といっても良いでしょう。あらゆるスポーツで持久力は必要となります。一見持久力はあまり必要ではないかと思われがちなバレーボールを例に挙げてみま
しょう。バレーボールはアタックやスパイク、ブロックなど瞬発的な動作が多いスポーツです。しかし実際には練習時の反復動作が多く、一部の筋肉を使い続ける筋持久力が求められます。また全身持久力というのがあります。代表的なスポーツにマラソンが挙げられます。マラソンでは長時間走り続けられる能力が求められ、これが全身持久力です。アスリートピラティスは短時間のトレーニングですが、何度も繰り返すことで、体幹の使い方が身に付き、無駄な動きがなくなって効率良く動けるようになり、全身持久力を高めることに繋がります。
本橋恵美
写真のブアカーオの蹴りは股関節の内旋と肩甲骨の外旋が十分にされています! K-1MAXデビューのときのブアカーオの野生動物のような動きとしなりをみて彼がその年のMAXで優勝すると予言したら著名なムエタイジムの会長は「うーん・・・」でしたがふたを開けてみると魔沙斗を破り初出場、初優勝でした! 体幹を動かせるようにして野生動物のようにしなやかにむだなく動きましょう!
くれぐれも美人講師をみるためだけというのは、、、、それもまあいいでしょうー!