私が長く格闘技を見てきたなかで、思い出に残る、今後の選手に役に立つ試合をピックアップしお届けします!
先ずは、日本武道館に座布団が舞った、伝説のボクシング世界タイトルマッチ、
WBC 世界Jrウェルター級タイトルマッチ、浜田剛史VSレネ・アルレドンド の試合です!
http://www.youtube.com/watch?v=53pPtUSQdWg
鳴り物入りで、名門帝拳ジムからデビューしたものの、2度にわたる拳の骨折にて2年間のブランクを乗り越え、やっと世界タイトルにこぎつけ、メキシコのテクニシャン、レネ・アルレドンドに挑み、テクニックでは先ずあいてが上回るので、「セコンドからケンカのつもりで行けと言われました」との言葉通り、技術を粉砕する気迫で、1Rの終了ギリギリで失神Ko勝ちをうばった浜田剛史にしびれました!
技術は現代のボクサーが上ですが、最近私があまりボクシングみなくなったのは、個性的な選手、ドラマのある感動する試合が少なかいからです。
拳を折って練習もできずに2年間、仕事をしながらじっと耐え、強豪のチャンピオンとの大一番、積年の思いを晴らすがごとく1Rから勝負する強さに震えました! こんなに座布団がまった試合はないでしょう!
アナウンサーの「座布団を投げないでください!」の絶叫が記憶にありますー。
感動するような芸術的な技術の試合も良いですが、やはりみんながもとめるのは勝ても負けてもドラマでしょう!
最近は日々を人に何かを与えるべく生活し稽古する格闘家も少なくなったなあと思います。
ホースト先生も超一流の技術と、最大限の努力をして試合に臨み、何物にも負けない、ひるまない精神力を見せて闘ったからでしょう!
哲学者さながらのたたずまいで!
浜田剛史さんも本当にカリスマ的な存在でしたー。
ボクシング通の作家、佐瀬稔さんの著書、「挫折と栄光」は感動しましたー。
しかし、こんな昔の試合を引っ張りだしてくるなんて年をとったのかもですー♪
またすごい試合を思い出したら紹介します!