先日、ホーストカップに主宰運営で来日したホースト先生、試合を見守りながら日本人のデイフェンス技術について心配して自身の指導論について語っていましたー。
そして、オランダキックの練習体型、選手のステップアップのシステムなどを聞くに非常に合理的でしたー。
その内容をもっと日本にも伝えてほしいというと、じゃあ、少しクラスでも久しぶりにやろうかと、大会後の翌々日に行われることになりましたー。
普段から親しい試合後のダニロ選手、TSジムのトーマスさん、ホーストジムインストラクターと数人の希望者とでひっそりと行われましたー。
先ずは、質問してほしいとホースト先生の問いに、ダニロ選手が先日の試合でチューチャイ選手のクリンチにやりにくかったのですがどうしたら・・・という問いに、ショートレンジのパンチしかなかったから、もう少しミドルレンジ(中間距離)やロングレンジ(長距離)の仕掛け方を作るようにと、いくつかのパターンを指導してみなで反復練習しました。私がオランダで学んだ時も気が付きましたが、日本だと、遠い距離から打つタイプ、近い距離から打ちタイプと分かれますが、オランダ式では同じフックなどでもロングレンジ、ショートレンジと使い分けるよう指導されます。
臨機応変、あらゆる状況、タイプを想定し幅の広いオランダ式キックの由縁ですー。
ダニロ選手には、まず前蹴りから入りつなげるパターンを指導し、その延長で、ジャブで誘うパターンなど変えて行いました。
そして、オランダ式ホースト先生のデイフェンスの練習をおこない、皆とまどいながら行いあっという間の限られた1時間は終了しましたー。
ほかにも個人的に指導の仕方、クラストレーニングの良さ、マンツーマントレーニングの良さと組み合わせ方などもご指導いただき非常にありがたい来日のひと時でした。
年に数回の来日時も師匠に質問して、指導に反映していきます。
ホースト先生、ありがとうございました!