日付が変わり、昨日となりますが、風吹ジムさん主宰の東海アマチュアシュートボクシング大会は本日大盛況で終了いたしました!
当ジムからもキックルールワンマッチで4人参加し、
三井洋昌・・・引き分け *相手の福田選手(TheBodyBox)選手の精神力、前に出る力がすごかったです!
伊藤靖格・・引き分け*伊藤はこれで4試合連続引き分け、無敗の男を守りました!?
浅井博貴・・TKO勝ち*パンチがほとんど出ていませんでした、もっと練習しましょう!11月新空手京都大会で変身か!
マーテイン・・・体格差が思った以上にでてダウンをとられるも挽回。しかしパンチがでず。もっと練習しましょう!
と、いった結果ですが総じて普段技術に頼りすぎて精神力、地力が弱いですー。ホーストジムは合理的で私が技術は知っていますがそれを使うのは気持ちと体力です! 技は気持ちがのってこそ威力となります。 選手はマスで終わらず、勝ちの気持ちでいきましょう!
さて、今回で一区切りとなる風吹ジム様主宰の東海アマチュアシュートボクシング大会ですが、長年中部格闘技界をけん引されてきた風吹館長に敬意を表し、往年の中部のレジェンドファイターがエキシビジョンマッチで参加されました!
脇田君と、中島会長から始まり、
水谷レフェリーと、ボデイボックス会長、アイワ工芸会長の横地会長の戦いも前評判どおりでエキシビジョンマッチに火が付き、
(前半何ごとも真剣モードの水谷選手を後半ばててきたのは横地会長は見逃しませんでした)
そして、当ジムもお世話になっているWINDY SUPER FIGHT代表 キング・ムエ佐藤会長と風吹ジムの北岡さんのエキシビジョンは模範演舞にぴったりの攻防でした!佐藤会長の教科書のような左ミドルは相変わらずで、北岡さんのショートパンチも健在です!
そして、名古屋JKファクトリーの小森会長と、元チャンピオン龍己健次郎さん(貝増商店社長)の対戦もまた激しいものでした。
10月6日にブアカーオ戦を控えた佐藤嘉洋選手のスパーリングパートナーも務めていたという現役時代をほうふつさせる絞り切った体の小森会長に会場はどよめき、元チャンピオンに容赦ない攻撃が入り、また龍己選手も現役時代をほうふつさせるパンチ連打で打ち返します!前半はまぐり戦法でガードを固くしたのが裏目に出て首相撲につかまり苦労した龍己選手ですが、終わってみるとすべて出し切った二人の健闘をたたえ合う姿が素晴らしかったです♪ 終了後会場で居合わせて小森会長と風吹館長のお話を伺ったのですが、ずっと昔、風吹ジムさん主宰プロ大会で、小森会長が現役時代ケガで棄権してしまいそれが現役時代唯一の棄権でずっと申し訳ないと心残りだっだそうで、今回お話を頂いて本来選手を上げる指導者としての立場があり普段はお断りするところ、ここは風吹館長にお返しをとを受けさせて頂きました、とのことでしたー。そうだったねえ、と笑顔で振り返る風吹館長の器量の大きさと小森会長の実直さが伺えるひと時でしたー。風吹館長と小森会長のその時のことを懐かしむ姿が非常に清々しかったですー。小森会長の現役バリバリ姿は今回見納めだそうですー。
エキシビジョンメインは、風吹ジムの元チャンピオンの松浦知希選手と、若宮一樹会長でした!開始早々から風吹ジムイズムを伝えるかのようにエキシビジョンを越えて激しく打ち合う両者に観客は圧倒されましたが、風吹館長に育てられたお二人の闘うことによって伝える言葉は充分に会場中に伝わったことでしょう! 松浦さんは現役時代そのままの連打で、若宮会長はキャプチュードまで披露して頂き、これが俺たちの世代のシュートボクシングだという思いが伝わってきました!
闘い終えて、風吹館長が両選手をたたえている姿に師弟愛を感じましたー。
終わってみるとこれが一区切りというのがもったいない素晴らしい大会でしたー。
アマチュア大会にふさわしい清々しい若手選手の試合と、
格闘技が世の中に出始めた90年代の、俺たちがメジャーにすると、気持ちの強いハングリーなレジェンドファイターたちの気持ちを伝えるエキシビジョンマッチと、見事に闘魂伝承された一日でした!
風吹館長、長い間大会の開催お疲れ様でしたー。今後も風吹ジム様のご活躍をお祈りしております。
主宰風吹ジムの皆様、選手、関係者の皆様、お疲れ様でした!
中部にはこんな素晴らしい選手、関係者の方が見えますのでみなに喜んでいただける舞台を私も頑張りたいと思いますー。