セミナーの途中、ブラジルで活動の盛んなダニロ選手のはからいでK-1全盛期をホースト先生とともに活躍したフランシスコ・フィリョさんの道場を訪ねました!
ホースト先生と2度の対戦があり、2回めは病み上がりの復帰戦でもありましたが、てひどい1RKO負けを喫したのですが、それからの頑張りの陰でもっとも過酷だった99年の東京ドーム決勝大会で優勝でき、「あの試合のお蔭で4回優勝できた」とつねづね語っていましたー。
また、一番のハードパンチャーは誰でしたかという質問ではかならずフィリョさんが一番でした。ちなみに2番目はマイクベルナルドだそうです。
そんなフィリョさんは、極真世界王者であり、アンデイ・フグとのデビュー戦では、キックの打ち方で無くあきらかに空手の廻し打ちでセンセーショナルなKOデビューはたし、その後も空手家としてのパフォーマンスで活躍し、優勝こそ果しえませんでしたがファイナリストとして活躍し続けました。
現役時代はライバルだったでしょうが、引退した今、分かり合える戦友として本当に再会をよろこび認め合った仲であると我々もその場を同席させて頂き感慨深いものがありましたー。
物静かなフィリョさんですが、道場も立派で、空手とK1の歴戦を物語る記念品も多く静かに、その当時の激しさを訴えていましたー。
「お金儲けも大事だが、本物の強さを伝えることを大事にしたい」というフィリョさんは、やはり同じポリシーのホースト先生と同じ境地なのでしょうー。
近所のブラジル名物である、アサイ―のアイスクリームやさんで御馳走になり、楽しく談笑したのちおいとましましたー。
フランシスコ・フィリョさん、丁寧なご対応いただきありがとうございました!
旧K1のLEGENDのお二人を伺い、早くこの業界を良いものにせねばと思うのでしたー。