昨日、本日と、柔術クラスご担当の福住先生のお計らいで、柔術元世界王者、柔術レジェンドのマルコス・バルボーザ先生と食事会にご一緒させて頂く機会に恵まれました!
マルコス・バルボーザ先生は、福住先生の長年の師匠で、世界王者の肩書と、ホイラーグレイシーから一本とったことでも有名な謙虚なお人柄で人望の厚い達人の先生です。
私が現役時代にご縁を頂き、名古屋に柔術指導でお越しの際はずいぶんお世話になり、良くしていただいておりまして、ジムを開設してから久しぶりの10年ぶりくらいの再会でした。
相変わらずの謙虚で偉ぶらず周りに気を使う先生と再会し、いろんなお話を、福住先生初め日本のお弟子さんにまじってさせて頂いたのですが、
格闘技界を日本で盛り上げ、この素晴らしい柔術をもっと活性させるためにという流れで、どのような人間、ファイターが、ヒーローになって人々に感動を与えるのかという質問にバルボーザ先生は、「日曜日から、日曜日まで毎日練習。 一日一回は普通の人。一日3回練習する!試合が終わっても次の日すぐ練習する。そんな人間がみんなのヒーローになる」とおっしゃっていました。
ご自身が現役時代そうであり、現役から離れても6時間の指導の合間に一日一回は稽古を行っている先生の説得力のある言葉です!
また、道場の成功と指導論について、先ずそれが「好きであること!」ということで、ビジネスでのモチベーションでは人は厚まらない。とのことでした。
本当にしごくまっとうな方法論であり哲学です。そして実行が大変でしょう。
オリンピック候補として天理大に柔道留学されていたこともあり、日本の武道の心を十分に理解されているようです。
福住先生、このような機会を頂きありがとうございました。
バルボーザ先生,私にまで御懇意にいただき誠にありがとうございます。
滞在中のご多幸と無事をお祈り申し上げます。