本日、ホースト先生からの連絡で知って大変ショックですが、オランダキックボクシング界の父、ヤン・プラス先生が昨日他界されましたー。
昨年から調子が悪いとは聞いていましたが、非常に残念ですー。
本当に偉大な先生でしたー。
オランダのキックボクシングは、ヤン・プラスさんが日本の目白ジムで修行してオランダに帰ってから広がりましたー。
ヨハン・ボスもトム・ハーリックももともとはヤン先生の弟子でした。
ホースト先生のコーチも長年務め、勝利に導いたのも目の前でみました。
かの有名なジェロム・レバンナ戦でバンナの腕を折ったのもヤン先生の指示でした。
インターバル中の会話で、ヤン先生が「アーネスト、右ミドルだ!勝てるぞ!」といい、ホースト先生は「今、右ミドルはデンジャーだ!」とやりとりし、しぶしぶ右ミドルに作戦変更し早々にバンナの腕を折ったのもなつかしいですー。
ピーター・アーツを勝利に導いたのもヤン先生でしたが、本当にホースト先生と相性がよく、私から見てホースト先生が安定していたは
ヤン先生がミットを持っていた時代でしたー。
ヤン先生が大和ジムでアーツのミットを持っていてもその絶妙な距離にはホースト先生の残像が写ってみえましたー。
もしかしたらヤン先生がボスジムをはなれずずっとホースト先生がミットもっていたらあと何度か優勝したかなとも思っていました。
本当にそれぐらい偉大な先生だったのですー。
ジムも順調に流れてきましたのでもう少しゆとりができたら当ジムにも短期間滞在して頂きたかったですー。
本当に惜しい人を亡くしましたー。
ホースト先生とは家が近所でしたので昨年、オランダに滞在した時も家に何度もお邪魔させていただきましたー。
本当に私は子供のように可愛がられましたー。
はやくオランダに帰ってヤン先生のお墓に花を添えに行きたいですー。
今日のK-1があるのも強いオランダ人を育てたヤン先生のおかげですー。
皆さんで冥福をお祈りいたしましょうー。